こんばんは、むぎです。
特撮好きの友だちがいまして。活きの良い戦隊ヒーローがいるよ、と宣伝を受けました。
友達「受け付けない人もいるだろうけど、遊戯王好きのむぎには刺さる気がする」
そんな誘い文句にまんまと乗せられ、興味本位で20年ぶりに戦隊ヒーローものをかじってみました。
今回は特撮ど素人のわたくしが、ドンブラザーズを布教されて徐々に解像度を上げていく過程の感想まとめです。
ドンブラザーズ既知の先輩方は同じ道を通っているだろう私の困惑を楽しんでください。
ドンブラザーズって何それ、という方は興味を持ってくれたら嬉しいです。
友達からのキャラクター紹介
「最近追ってる特撮シリーズがあってね」という友達の言葉が始まりでした。
「今までにないタイプの戦隊もの」で「レッドがいかれている」というのがドンブラザーズに関する有人からの最初の情報でした。
それを聞いての私の感想としては、
今までにないって言われても、私戦隊ものほぼ見たことないし。
いいのかい?私遊戯王視聴者だぜ?大抵のことは許容できちゃうぜ???
って感じでした。
というか、最初にタイトルが全然文字として認識できず、「ドン」しか覚えられませんでした。笑
「なんて!?」と何度も聞き返してしまった。
「○○レンジャー」じゃないことにまず衝撃を受けました。
そして私がキャラ萌えするタイプのオタクであることを知っている友達はまずキャラクターの紹介から始めました。さすが友。わかっている。
以下が紹介内容です。
レッドは頭がおかしい
ちょっと誤解を生みそうな表現ですが。
熱血っぽいマジレスマンだそうです。縁の押し売りが特技だそうです。嫌な予感しかしない。
イエローは盗作容疑の女の子
無実の罪で学校で非難されている女の子。
純粋にかわいそう。
ペルソナ5の世紀末覇者先輩みたいな衣装を着るよ、と言われ俄然興味が湧きました。
肩パット女子、流行っているのか?
ブラックは重度の軽犯罪者
結構重めの罪で逃亡しているが、えん罪らしい。
でも逃げる過程で軽犯罪を多々犯しているらしい。
いや、だめやん。
青はニートの芸術家
実写・喜多川祐介かな?
知らない人はペルソナ5で検索してください。私の推しです。
まあ彼は学生なので似て非なる存在ですが。
ピンクは新婚のサラリーマン
一番まともそうな人!!
しかしなん十年ぶりに戦隊ものに触れた私はギャップを感じました。
ピンクって男もなれるんだ
ジェンダーレスが浸透している昨今ですから、確かにそういう割り当て方も当然あるだろうと、この時初めて心得ました。やばい、感覚が時代に後れをとっている。
ちょっと年寄り臭い感想を抱いてしまったのが悔しくて友達には言いませんでした。
変身後の姿→CG必須な人物が2人もいる
ここまで聞いて、キャラクター濃いめってことかな、と思いました。
しかしもっとツッコミどころがあると友達が言います。
まだツッコミどころがあるのか
変身後のピンクの画像を見せてもらいました。
足なが
これはめちゃくちゃスタイルがいいぞ、ってことなの?ん?
とうまく呑み込めていない私に追撃がきました。
黒いマスコット
いるよね。お助けみたいな、ナビゲーターみたいな子、いるよね。そのポジの子だよね?
え?ブラックの変身後の姿?……ブラックって今回ペット?
斬新だな、と困惑丸出しのままさらに話を聞いて、動画を見て、色々修正されました。
モチーフが桃太郎のストーリーで、メンバー5人は桃太郎・お供と鬼を模している
色々見て理解しました。
先言えよ!!!
誰かの家のペットが戦うのかと思った。
人員が少なくて動物まで動員される世知辛い世の中なのかと思いました。
ここまでが友達の話から得た印象です。
そして次は本編を見るのがセオリーですが、見るのがちょっと怖かったので先にYouTubeで動画を見ることにしました。
後に引けなくなる感があって怖かったんです。
OP・ED・名乗り動画を先んじて見ることでダメージを軽減しようと思いました。
名乗り動画に関しては「途中まで不安になる」というので、気になって視聴してみました。
名乗り動画の不安要素
不安になる要素が後半にしかないんだが
ざっくりあらすじ。
今回のストーリーの拠点となる場所なのか、定食屋に集まっている人々。メインの5人と思われる。 敵出現の報告で現場に急行し、人命救助ののち戦隊もの名物の名乗りを始める。 丁寧なナレーションによる進行&解説。 ど派手な演出盛りだくさんで敵を倒して万事解決。
私が唯一見たことがあるメガレンジャー時代よりもハイテクな戦闘スタイルに関心しました。
レッドのキメポーズがジョジョ立ち張りに腰が沿っていて笑いました。めちゃくちゃ不安定。
5人のポーズがびしっと揃っていないところを見ると、個性豊かな5人のドタバタ系なのかな、と予想。
唯一ツッコミを入れたくなったのは戦闘中にやぐらが出てきた所でしょうか。その演出は桃太郎にあったか。
敵を倒し、みんなで頑張ったね~とじゃれ合う様を見て、やっぱり仲良し系なんだなとほっこりしていた所で、異変が起きた。
レッドが仲間を切り付け始める
え、どうしたの!?何かの発作!?とびっくりしている間に仲間たちが消えていく。
死ぬと拠点に戻る親切設計なのか、最初の定食屋に戻ってきた5人。
ちょっと無気力そうな雰囲気でやっぱり合わない、などと口々に言い始める。
レッドが身の丈に合わないことはしない方がいいとかなんとか、格言的なことを言っていた気がするけど、正直混乱して覚えていない。
後半の切り付け部分が今までと違う要素で不安になるシーンだったのかな、と友達に感想を送ってみたところ、違う返答が返ってきました。
友達「むしろ切り付け始めて安心した」
おかしいな。前半は戦隊もの的なお約束展開しかなかったはずだが。
仲間を切り付ける方が安心するとは……こりゃ大変なタイトルだ。
きっと傍若無人のリーダーに周りの4人がやれやれ言いながらサポートする系なのでしょう。
OP・EDともにアップテンポでかっこよくて耳に残る
最後に見たのがOPのダンス動画。
正直めちゃ好き
OPもEDもメロディーがおしゃれで、熱くなさすぎず、いい感じのアップテンポ。
歌詞は子供向け番組にありがちな、ちょっとダサくなりやすい歌詞。
私「いやドンブラゴーイングってwwww Yeah~~~www」
などと侮っていましたが、なんにしても曲が良い。
加えてイエローの子の弾ける笑顔とピンクのスーツ着用しての一生懸命なダンス。
そしてレッドの雄々しい前進。え、てかイケメン……。
で、気付いたらリピートしてました。怖いですね。
総括:ドンブラザーズは中毒要素満載の沼の予感
さて、今回は個性的なキャラクターとツッコミどころ満載の面白戦隊ヒーローのお話をいたしました。
「好き嫌い別れる」という友人の評はきっと間違ってはいないでしょう。
現在の私の感想としては、本編を見るのがちょっと怖いというか、楽しみを取っておきたい意味で見たくない感じ。この感覚久しぶりです。
とりあえず本編視聴を決めました。少なくともOP・EDはとっても好みです。
時々OPを口ずさむ程度には気に入っています。
誰か好きなキャラクターがいればかなりハマるのですが、どう転ぶか楽しみです。
そしてさっき公式HPを開きました。
レッド「このサイトを見たな!これでお前とも縁ができた!」
レッドの前のめりなビジュアルも相まって、なんだか執拗に追いかけてきそうな恐怖を感じました。
本編が楽しみです。
読んでいただいてありがとうございました。
コメント