フィトテラピーを解説

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こんばんは、むぎです。

以前から定期的にフィトテラピーが気になっています。

どこで知ったかは忘れましたが、なんかかっこいい、というイメージがあります。

画像検索すると厨二心を擽るお店の写真が見つかります。ファンタジーのお薬屋さんなイメージです。

さて、今回はそのフィトテラピーを一度ちゃんと調べてみよう回です。

できるだけわかりやすく解説してみますので、興味のある方は一緒にお勉強しましょう。

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フィトテラピーとは

定義|フィトテラピーって何?

フィトテラピーとは、「植物療法」です。

フィト=植物
テラピー(セラピー)=療法ということですね。

植物に関する療法全般の総称と言えます。
なので、アロマテラピーやハーブ、その他植物が関係する学問を全部ひっくるめて、「植物療法」ということですね。
身近な例でいうと漢方薬でしょうか。これも植物を使っているので、植物療法ですよね。

フィトテラピーはヨーロッパに専門店もあるようです。

効果あるの?

海外で有名、とか言われてもピンとこないし、じゃっかんうさんくさいですよね。各所に大変失礼ですけれど。ちょっと信じる者は救われる、的な雰囲気が少しします。
上で漢方薬もフィトテラピーだよ、と言いましたが、漢方薬も即効性が薄いせいか、ちょっとスピリチュアルな印象を受けます。東洋医学って難しい。

でも、フィトテラピーのポリシー?論拠?を聞いたらちょっと納得しましたので紹介します。

薬は植物からできている

フィトテラピーはヨーロッパで学問として研究されていて、植物が人間の体にどのように作用するかを研究しています。

体に作用するメジャーなものとしては医薬品がありますよね。

その医薬品は、元を辿れば植物であることが多いです。
植物が持つたくさんの成分の中で、特定の効果が得られる物質を抽出して効率的に享受しようと作られたのが医薬品です。

でもこれは効果が強い反面、副作用もあります。一長一短ですね。

調べてるうちに思ったんですけど、そうなると医薬品も広義のフィトテラピーになるのかな?とも思いました。人の手がだいぶ加わっているので、本来意図するものではなくなっているとは思いますが。

でもここでいうフィトテラピーは、もっと自然由来というか、加工をできるだけ少なくしたものを指すと思います。ので薬は入らないということで。

ということで、私たちが病気の時に頼る医薬品が植物からできていると思うと、「植物療法」というのも効果がありそうな気がしてきます。

植物は自衛機能満載

もう少し植物のすごさを深堀します。

調べてわかったのですが、改めて考えると植物ってすごくたくましい。

だって植物って基本動けないじゃないですか。
日向に生えたら基本ずっと日光浴びてますし、日陰に生えたら日光は浴びられない。
人間にとって紫外線は毒だから、日光を過剰に浴びるのは良くないのに、植物はむしろ光がないと生きていけない。

外敵から身を守るためにたぶん毒素とかもあるのでしょうけど、それは自分には作用しないようになっているとか。

傷ついても医者がいるわけではないので、自分で何とかしないといけない、とか。

何だか涙ぐましいです。貧しい国に生まれたお子さんを想像してしまいます…。

だから自前で防御システムが備わっているんですよ!(唐突)

植物は自分でなんとかしないと生きていけないから、抗酸化作用解毒作用自然治癒能力などを持っているということです。

こんなすごい生命体をそのまま頂ければ人間にも恩恵があるんちゃう!?」というコンセプトがフィトテラピーだと解釈しました!

ヨーロッパ、とくにフランスでフィトテラピーは盛んなようです。

エルボリステリア、というハーブ系の専門店があるようで、専門資格を持った薬剤師が調合してくれるみたいです。医師も植物の処方箋を出すこともあるみたいですよ。面白いですね。

イメージ的には「タンポポ3本」「シロツメ草2本」とかそんな感じなんでしょうか。すごく馬鹿みたいなたとえですけど。

個人的にはこういう植物からの調合ってすごく憧れるので、すごく素敵だなと思います。

エルボリステリア」で画像検索すると店内の様子が見れて興奮します。
RPGでヒーラーが好きだったり、科学者的なものが好きな人はテンション上がるかもしれないので見てみてください。
壁一面の大きい棚に所狭しと並んでいるハーブ、ビジュアル的にすごく良いです!!!

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フィトテラピーが得意なこと

フィトテラピーは病や予防が得意です。

いくら薬が植物からできているからと言って、植物だけでは「病気を治す」ことはできません。
効率が悪いのでしょう。

でも、薬の副作用で悩んでいる人がフィトテラピーを取り入れたことで好転した例がいくつもあります。

これはフィトテラピーによって、人間の体が本来持っている自然治癒力を植物の力でパワーアップさせたから、というのが通説です。


免疫力や自然治癒力を人間はもともと持っています。でも日々の生活でそれが低下していくことで、病気を発症します。
なので、その能力を元に戻せば、病気は治るのです。
医薬品が得意な対症療法ではなく、フィトテラピーは根本治療の分野が得意ということですね。

医薬品とは畑が違います。

なので、活用したいなら普段の生活に取り入れるのがベストです。
「最近体調悪いな」「体調崩しそうだな」「病院行ったけどストレスだと言われた」など、病名がつかない状態の人が取るべき手段として、かなり良い選択肢だと思います。

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フィトテラピーの活用方法

で、フィトテラピーの認識がが得体のしれないおまじない→医療に変化したと思われますので、実際どんな風に使われるのか、ご紹介します。

飲む

ハーブティーが有名ですね。

主訴に対して効果が期待できるハーブを混ぜて、煎じて飲みます。
漢方薬と同じなので、これは想像がつきやすいと思います。

ただこのハーブティー、私は苦手です。あまりおいしくない…。

以前飲んだものではリコリスが入っているハーブティーは甘くて飲みやすかった記憶があります。
あと有名どころかもしれませんが、生活の木のムーンガーデンがおいしいです。

エルボリステリアには「タンチュメール」というハーブ抽出液や「ティザンヌ」というハーブの詰め合わせなどが売ってるようです。
う~ん、横文字がかっこいい。

食べる

野菜です。あとナッツとか。

よく考えたら「食べる」に関しては普段から私たちはフィトテラピーしてるんですね。盲点。

香る

アロマテラピーが有名です。あと湯気を浴びるやつとか。

芳香系は苦手な人もいますが、基本的には好きな香りを嗅ぐ、というのがベストなようです。
効果効能的にはコレ!と思っても好きな香りでないと意味がないとか。不思議ですね。

塗る

これはあまり思い浮かばなかったんですけど、ハーブのバスソルトとかがこれに当たるのでしょうか。

怪我したらヨモギの葉をすりつぶして塗る、とか民間療法でありますよね。それですたぶん。

まとめ

いかがでしたでしょうか。意外と身近にあるな、というのが私の印象です。

特に野菜もフィトテラピーじゃん!というのが一番衝撃でした。

有用な防御成分をたくさん含んでいる植物を摂取することで、その恩恵を丸っと頂こうという魂胆のフィトテラピー。

アロマテラピーも、メディカルハーブとかも、全部この分野。

使いこなせたら、それこそ病気知らずになれるかもしれない。そんな可能性を感じました。
取り入れやすいところから実践してみようと思います。

まずはハーブティーやアロマオイルですかね。興味があるのはタンチュメールです。水にちょっと入れて飲めばいいようなので、ラクチンそうです。

ご参考になったら幸いです。

それでは、読了ありがとうございました!

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